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2007年11月15日 (木)

第36回公演「タイタス・アンドロニカス」専用掲示板

ASC第36回公演「タイタス・アンドロニカス」に関しまして
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コメント

23日昼の男優チームの公演を見ました。ASCの新境地という感じでよかったです。長野県からはるばる出かけた甲斐がありました。「川崎」って案内で見たときは
「銀座じゃないの?行くの面倒だな」って思ったのですが、アトリエ公演みたいで、演じている人の息づかいまで感じることができて、気に入りました。帰りのバスの中で、どこかのご婦人が「帝劇みたいなところと違うね」と言っていましたが、私は大きな劇場よりああいう場所の方がずっと好きです。川崎ファクトリー気に入りました(みゆき館は客席が窮屈でたいへんです)。
 ASCは2000年の「リチャード三世」からもう8年見ていますが(秋だけですが)、今回のは私の中でも上位にランクされる公演だったと思います。演出も2次元から3次元になった感じですね。これからも頑張ってください。

投稿: 横澤泰志 | 2007年11月25日 (日) 20時28分

うーん、スゴイ。圧巻。の一言でした。

タイタスだからあの会場、というのもうなずけます。
恐怖の惨劇が目の前で繰り広げられる臨場感。
向かいの女子などおびえて泣いてましたよ。
(お客さんの反応を見られるのも面白いですね。)

そしてあの演出。
あそこでこれが出てくるかっ!!もう大爆笑。
笑いに昇華させた演出力には脱帽です。
一生忘れられない公演の一つとなりました。

もう少し早く男優チームを観ておれば・・・。
女優チームも観たかった〜〜〜!!

投稿: 阿部祥子 | 2007年11月28日 (水) 12時37分

11月23日の夜に拝見。
あの残酷で凶暴な作品が観る立場から、その許容範囲の限度いっぱいの処で優しく上品に描かれました。
凌辱された上、両手を切断され舌を抜かれたラヴィニア。そしてタイタスのふたりの子の生首。タモーラのばか息子ふたりの肉で仕上がっているパイ。。。。。。
脚本にはこんなシーンがそのまま書かれています。それをどんな形で舞台化するのか、期待半分、怖さ半分。。。。。。。
いいお芝居でした。
あの川崎ファクトリーの人工的な空間がこの物語を活かしています。四角い金属の器の中で観る方も心地よい緊張を得ることができました。場所はちょっと不便ですが、芝居好きにはたまらない空間でもありました。また、いつかあの空間で演じてください。コの字に囲んだ観客席のどこからでも観られるのがいいですね。いっそのことロの字にしっちゃってみては如何ですか。前後左右すべてで演じなければならない役者さんには酷でしょうけど。こちらとしては、やはり参加している緊張感が味わえておもしろそうですよ。

投稿: 大麦親父乳酸脂肪 | 2007年11月29日 (木) 22時57分

 お疲れさまでした。本作はシェイクスピア一人で書き上げたのではないという説が濃厚なだけに、シェイクスピアにしては人間の突き詰め方が半端で、やりにくかったのではないでしょうか。それでも復讐と狂気、差別と野心、国家と家族、あるいは森といったモチーフがちりばめられていて、のちにシェクスピアの作品の中で、極限にまで掘り下げられるテーマの萌芽は、誰の目にも明らかです。しかし本公演にかけるには、そうした練習問題としてやるだけでは物足りません。やはり『ハムレット』にも『マクベス』にも、『オセロー』や『リア王』にもない、『タイタス=アンドロニカス』にしかないという一点をどうにも発見する必要があるでしょう。
 単純に本公演を拝見して、大いに納得したのはタモーラの掘り下げです。そう言えばタモーラに相当する存在はシェイクスピアの作品の中で、のちに深められていないではないかと思い、綾乃木さんにもお話しました。強い女では共通しても、マクベス夫人とは全然違う。マクベス夫人が夫を王にする野心を基点としたのに対し、タモーラは生々しい恨み・憎しみから出発する。しかもゴート族であるという、オセローやシャイロックとも通ずる外なる存在でもある。母という要素が如実に現れる点も重要なポイントでしょう。マクベス夫人は母であることを匂わせはしても希薄です。それに対して、タモーラの憎しみは母であることに由来する。マクベス夫人が最後に強さを失ったのは、母でないからだといえるかもしれません。オフィーリアとガートルードの対比的な最期を見るようです。第一、タモーラは劇中で出産さえするのです。その意味で綾乃木さんのおっしゃったように、夜の部の演出の方が分かりやすかった。全体に夜の部の方が,分かりやすかった印象を持ちました。
 ただ一つバルコニーステージは、合成樹脂のため声が届かないのが難点ですね。もちろんトマトを投げつけたり、効果的なシーンも多いのですが、だんまり芝居にこそ有効で、台詞が必要な場合は、例えば役者と声を分担させ、二人で一人を演じるという文楽方式を採用し、声は両サイドに現れて台詞を発するなど、演出にもう一工夫ほしかったのではないでしょうか。
 いずれにしても、最近不思議と蜷川さんや、山の手事情社など『タイタス=アンドロニカス』の上演が続いていますね。でも少なくともタモーラとタイタス=アンドロニカスの軸を深めて見せて下さったのは、綾乃木さんの演出が一番光っていました。勝木さん、日野さん、大西さん、徳丸さん、阪口さん、研修科の皆さんとは、これまで一通りお話することができました。皆さん、ASCを自分のカンパニーだという意識が強く、綾乃木さんも頼もしい限りです。お疲れさまでした。え!長文で疲れたって…お粗末さまでした。おやすみなさい☆

投稿: 鳴戸謙祥 | 2007年11月30日 (金) 18時06分

 お疲れさまでした。本作はシェイクスピア一人で書き上げたのではないという説が濃厚なだけに、シェイクスピアにしては人間の突き詰め方が半端で、やりにくかったのではないでしょうか。それでも復讐と狂気、差別と野心、国家と家族、あるいは森といったモチーフがちりばめられていて、のちにシェクスピアの作品の中で、極限にまで掘り下げられるテーマの萌芽は、誰の目にも明らかです。しかし本公演にかけるには、そうした練習問題としてやるだけでは物足りません。やはり『ハムレット』にも『マクベス』にも、『オセロー』や『リア王』にもない、『タイタス=アンドロニカス』にしかないという一点をどうにも発見する必要があるでしょう。
 単純に本公演を拝見して、大いに納得したのはタモーラの掘り下げです。そう言えばタモーラに相当する存在はシェイクスピアの作品の中で、のちに深められていないではないかと思い、綾乃木さんにもお話しました。強い女では共通しても、マクベス夫人とは全然違う。マクベス夫人が夫を王にする野心を基点としたのに対し、タモーラは生々しい恨み・憎しみから出発する。しかもゴート族であるという、オセローやシャイロックとも通ずる外なる存在でもある。母という要素が如実に現れる点も重要なポイントでしょう。マクベス夫人は母であることを匂わせはしても希薄です。それに対して、タモーラの憎しみは母であることに由来する。マクベス夫人が最後に強さを失ったのは、母でないからだといえるかもしれません。オフィーリアとガートルードの対比的な最期を見るようです。第一、タモーラは劇中で出産さえするのです。その意味で綾乃木さんのおっしゃったように、夜の部の演出の方が分かりやすかった。全体に夜の部の方が,分かりやすかった印象を持ちました。
 ただ一つバルコニーステージは、合成樹脂のため声が届かないのが難点ですね。もちろんトマトを投げつけたり、効果的なシーンも多いのですが、だんまり芝居にこそ有効で、台詞が必要な場合は、例えば役者と声を分担させ、二人で一人を演じるという文楽方式を採用し、声は両サイドに現れて台詞を発するなど、演出にもう一工夫ほしかったのではないでしょうか。
 いずれにしても、最近不思議と蜷川さんや、山の手事情社など『タイタス=アンドロニカス』の上演が続いていますね。でも少なくともタモーラとタイタス=アンドロニカスの軸を深めて見せて下さったのは、綾乃木さんの演出が一番光っていました。勝木さん、日野さん、大西さん、徳丸さん、阪口さん、研修科の皆さんとは、これまで一通りお話することができました。皆さん、ASCを自分のカンパニーだという意識が強く、綾乃木さんも頼もしい限りです。お疲れさまでした。え!長文で疲れたって…お粗末さまでした。おやすみなさい☆

投稿: 鳴戸謙祥 | 2007年11月30日 (金) 18時07分

11/23昼公演を拝見しました。
彩乃木マジック炸裂!でしたね。
詳しい感想はブログに書きましたので
よろしければ御一読下さい。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20071125

投稿: keiko(kaya) | 2007年12月 1日 (土) 22時29分

 ごめんなさい! 上のボクの記事で、漢字変換をことごとく間違っていますね。今読み直して、初めて気がつきました。もちろん綾乃木さん→彩乃木さんです。ボクも鳴門宛の同窓会通知を、いつも貰うので、不快な気持ちはお察しします。何かひと事の発言だな…本当に済みませんでした。ごめんなさい。

投稿: 鳴戸謙祥 | 2007年12月 2日 (日) 16時01分

彩乃木崇之です。
皆様、本当にありがとうございました!

横澤泰志 様
遠路はるばる、本当にありがとうございました。
また長年ご観劇くださり、感謝にたえません。
ありがとうございます!!
川崎ファクトリーでの公演は、ASCにとりまして忘れられない貴重な体験となりました。この会場も含め、いつもの銀座みゆき館劇場、さらには別の劇場と、今後いろいろな会場での上演を考えております。
新たな可能性に向かい、精進してまいります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

阿部祥子 様
素敵なチラシデザイン、いつもありがとうございます!
皆様にもこの場を借りてご紹介させてください、阿部祥子さんは昨年「メジャー・フォー・メジャー」よりチラシのデザインをお願いしているフライヤーなどのデザイナーの方です。お世話になっております。
阿部さんのデザインは、皆さんもご承知の通り、インパクトがある上にとても上品です。僕は大好きです。
そしてなおかつ、ご本人はチラシ以上に美しい女性。綺麗な人からは綺麗なものが生まれ出る。
さらに今年の夏ごろにやっとゆっくりお話ができる機会に恵まれたのですが、そのお人柄、実に強烈なインパクトがある。まさにチラシそのものですね。
阿部さん、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします!!!

大麦親父乳酸脂肪 様
「優しく上品に描かれました。」
「いいお芝居でした。」
このおことば、本当に嬉しいです!
ありがとうございました。
そして、いつも本当にありがとうございます。
口の字の客席配置、実は今回も考えたんです。
とてもやりたかった。
実は1997年「マクベス」のときは、口の字ではないですが、舞台を十文字に組んで四方から観ていただくということはやってみたんです。
演出をするうえで、とても面白かったんです。
口の字の客席、近い将来、ぜひチャレンジしてみます。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。

鳴戸謙祥 様
本当に、いつも遠方からのご来場ありがとうございます。またお花など、毎回お気遣いくださいまして、さらに研究生たちへの優しい励ましのお言葉、なんと感謝を申し上げていいものか、言葉もありません。
タモーラの掘り下げについて、お褒めいただき光栄です。演出コンセプトを練る当初から、当たり前のことかもしれませんがこの作品はタイタスvsタモーラという意識が強くありました。それをどう効果的に観客の皆様に伝えるか、そこがポイントでした。そのところをお褒めいただき、本当に嬉しいです。
文楽的な演出、実は稽古期間の後半、乳母のシーンで試してはみたのですが、今回は断念してしまいました。中2階の声の問題、仰せの通り今ひとつ工夫が足りませんでした。忌憚のないご意見、痛み入ります。
それから、いただきましたこまつ座のチケットですが、徳丸が観劇させていただきました。大変感動したようです。失礼かとは存じますがこの場を借りまして、お礼申し上げます。
シェイクスピアに関しては、鳴戸さんの足元にも及びませんが、これからも精進してまいります。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

keiko(kaya)  様
本当にいつもいつもありがとうございます。
体調のほうは最近はいかがですか。
銀座に比べると少々遠かったかと思いますので、いらしてくださり本当に嬉しかったです。ゆっくりお話できなかったのが残念でした。
今度是非、おいしいお酒、飲みに行きましょう。
ブログ、拝見しました。
数々のお褒めの言葉、本当に嬉しいです!!
それも、今回の「タイタス・アンドロニカス」に限りませんが、
演出をしているときつねに僕が意識していたことを、毎回褒めてくださり、嬉しさひとしおです。
今後とも末永くどうぞ宜しくお願い申し上げます。


投稿: 彩乃木崇之 | 2007年12月 5日 (水) 03時44分

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